鈴木財務相　介入に関する取引の内容について答えられない　ドル円再び145円台鈴木財務相は午前の会見で、為替介入に関する取引の内容についてお答えできないと述べた。FRB高官の相次ぐタカ派発言を受け、米積極利上げ継続が意識されておりドルが再び上昇している。ドル円はきのう145円の大台を突破した。きょうの東京時間でも145円台に乗せている。今夜の米雇用統計次第ではドル買いが強まり、ドル円は先月22日につけた高値145.90円を目指す可能性も。

テクニカルポイント　ポンドドル、上昇トレンドが復活するのか見極め1.2343　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間）1.2178　エンベロープ1%上限（10日間）1.2169　現値1.2144　一目均衡表・基準線1.2109　21日移動平均1.2058　10日移動平均1.2026　一目均衡表・転換線1.2010　200日移動平均1.1937　エンベロープ1%下限（10日間）1.1935　一目均衡表・雲（上限）1.1875　ボリンジャーバンド　2σ下限（21日間）1.1676　100日移動平均1.1348　一目均衡表・雲（下限）　ポンドドルは昨年１１月から続いた短期上昇トレンドは、１２月中旬に終了している。その後は２００日線の低下とともに緩やかなドル高傾向を示した。しかし、足元では一目均衡表の雲上限付近でサポート水準を見出し、２００日線を上回る動きをみせている。ＲＳＩ（１４日）は５５．９と、買いバイアスが優勢。１０日線は２１日線を下回っており、上向きのトレンド性は確認されていない。まずは、２００日線（１．２０１０）がサポート水準として機能するのかどうかをチェックしたい。当面の上値メドは、昨年１２/１４につけた高値１．２４４６レベルとなる。

通貨オプション　リスクリバーサル　ドル円　　1.15-1.57　　円コールオーバーユーロ円　　1.36-1.93　　円コールオーバーポンド円　　1.79-2.42　　円コールオーバー※リスクリバーサルとは同じ権利行使期日、取引金額、25％デルタのコールとプットを反対売買したときの差額をあらわしたもの。理論上はコールとプットの価格は一致するが、実際のマーケットでは通貨の需給に偏りがあるため、差額が生じる。

ドル円145円00銭台で堅調な推移続く=東京為替　ドル円は堅調な地合いが続いている。米株の下げを受けたリスク警戒のドル買いに加え、NY夕方にはウォラーFRB理事から来年序盤にかけての追加利上げを予想、インフレ対応は市場に十分進展していないなどと鷹は発言を行い、ドル買いが強まった後、もみ合いに。今晩の米雇用統計を前に、ここからの買いには慎重も、堅調地合いを維持している。

ドル円理論価格　1ドル＝130.92円（前日比+0.27円）割高ゾーン：132.45より上現値：131.91割安ゾーン：129.39より下過去5営業日の理論価格2023/01/09　130.652023/01/06　134.462023/01/05　131.772023/01/04　133.082023/01/03　133.65（注）ドル円理論価格とは？Klugチームが独自に開発したシグナルです。金利差、リスク許容度など様々な要素を勘案し、コンピュータで自動的に計算しています。理論価格を上回れば割高、下回れば割安と判断します。行き過ぎた相場は振り子のように修正されるため、押し目買い、戻り売りのメドを探す上で参考になります。

【北欧通貨】原油高も、欧州通貨安の勢いが勝る=ノルウェークローネ　OPECプラスの減産合意を受けたNY原油の上昇傾向が、欧州有数の産油国であるノルウェークローネの買い材料となっているが、ドルクローネはそれ以上に欧州通貨安の勢いが勝っている。ドルスウェーデンクローナ同様に週の半ばにかけて値を落としたドルクローネは、1ドル=10.42クローネを付けた後、いったん10.68台まで上昇後、原油高の動きなどを好感して、再びクローネ買いが入る場面が見られ、10.45前後までと、他の欧州通貨に比べてもしっかりとした動きを見せた。しかし、その後のドル買い欧州通貨安の勢いが強く、昨日海外市場で10.73台までの反発となっている。　対円でも13円81銭台までの上昇後、いったん13円55銭台まで下落。その後のクローナ買い局面ではドル円が上昇していたこともあり、13円83円前後までと今月の高値を更新も、昨日の欧州通貨売りに13円51銭前後までの大幅安に。NOKJPY　13.544