ドル円144.40円台まで上昇、日銀緩和維持を見越した円売り優勢、スイス中銀はマイナス金利政策脱却の見通し東京朝は円売りが優勢、クロス円が軒並み上昇している。ドル円は144.44円まで、ユーロ円は142円台を回復している。きょうの日銀会合は現在の金融緩和を維持することが見込まれている。本日は日銀のほかに英国とスイス、フィリピンにインドネシア、台湾の政策金利も発表される予定で、各国とも利上げが見込まれている。スイス中銀はマイナス金利政策から脱却する見通し。これで主要国の中で日銀だけがマイナス金利を続ける唯一の中銀となる。20時にはトルコ中銀政策金利が発表される、一部で利下げを予想する声も。米積極利上げ継続姿勢を受けドル買いも続いている。米FOMCは3会合連続で75bp利上げを実施した。FRBは景気後退よりもインフレ抑制を優先する姿勢を示しており、次回会合でも75bp利上げに踏み切る可能性がある。

150.60　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間）149.89　エンベロープ1%上限（10日間）148.76　一目均衡表・転換線148.41　10日移動平均146.92　エンベロープ1%下限（10日間）146.79　21日移動平均146.19　現値146.16　一目均衡表・基準線142.98　ボリンジャーバンド　2σ下限（21日間）141.70　一目均衡表・雲（上限）139.54　100日移動平均138.16　一目均衡表・雲（下限）131.01　200日移動平均10日線、21日線と下回り、一目均衡表基準線近くでの推移。短期的な戻りの目途は21日線のある146.79円前後。

ドル買い強まる、米長期金利上昇　韓国ウォンは13年ぶり1ドル＝1400ウォン突破米利上げ継続との見方からドル買いが強まっている。米10年債利回りは時間外で3.54%台に乗せている。ユーロドルやポンドドルは軟化、NY金は時間外で下落している。韓国ウォンは対ドルで0.6%下落。1ドル＝1403.20ウォンと、2009年以来となる1400ウォン台を突破。円買いも進んでおり、ドル円は144.20円付近で揉み合い。

ドル円理論価格　1ドル＝147.23円（前日比-1.17円）割高ゾーン：148.13より上現値：146.35割安ゾーン：146.33より下過去5営業日の理論価格2022/10/26　148.402022/10/25　150.002022/10/24　150.672022/10/21　150.692022/10/20　150.48（注）ドル円理論価格とは？Klugチームが独自に開発したシグナルです。金利差、リスク許容度など様々な要素を勘案し、コンピュータで自動的に計算しています。理論価格を上回れば割高、下回れば割安と判断します。行き過ぎた相場は振り子のように修正されるため、押し目買い、戻り売りのメドを探す上で参考になります。

【北欧通貨】クローネ売りの流れ、明日は0.5%利上げ見通し＝ノルウェークローネ　ドルクローネは10.34前後と直近高値圏（ドル高クローネ安）での推移。明日の政策金利発表では現行の1.75%から2.25%への利上げ期待も、クローネ売りの流れが継続。　昨日はスウェーデンが予想を超える1.00％利上げを実施。ただ、隣国スウェーデンに比べると消費者物価指数の上昇率は落ち着いている（8月のCPIはノルウェーが前年比+6.5％、7月から鈍化、スウェーデンは9.8％、7月から大きく上昇）こともあり、0.5%利上げ見通しが濃厚。エコノミスト見通しも一致している。　対円でも軟調。14円を割り込む動きに。NOKJPY　13.912　　

ドル売り優勢、ドル円再び１４７円台へ＝ロンドン為替　ロンドン朝方は再びドル売りの動き。ドル円は148円台割れから147.78レベルに本日の安値を更新。ユーロドルは0.99台半ばから講演へと上昇し、本日高値を0.9982レベルに更新している。米１０年債利回りが低下しており、一時４．０６％を下回る動きをみせている。USD/JPY　147.93　EUR/USD　0.9974　GBP/USD　1.1470