【新興国通貨】中国国有銀行　ドル売り元買いを行ったとの報道　昨日の市場で中国の複数の国有銀行が元安阻止のためドル売り元買いを行ったと報じられている。昨日のドル中国人民元は７．３０９３まで上昇。中国人民銀行による対ドル基準値から２％という変動許容幅までわずか8ポイントと迫っていた。USDCNY　7.2895

　日本時間２２日午前３時に米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同２２日午前３時半にはパウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の記者会見が行われる。市場では政策金利は現行の２．２５％～２．５０％から３．００％～３．２５％に０．７５％引き上げられることがほぼ確実視されている。０．７５％の利上げは織り込み済みで、声明や政策金利見通し、パウエル米ＦＲＢ議長の会見が焦点になっている。政策金利が今回引き上げられれば、ＦＯＭＣ参加者の間で中立と考えられている水準を超え、景気抑制的な領域に入ることになり、声明や政策金利見通し、パウエル議長の会見で、今後の利上げペースの鈍化が示唆されるようなら、ドルが売られる可能性がある。　　経済指標としては、日本時間２１日午後１１時に８月の米中古住宅販売件数の発表が予定されている。大方の予想は年換算４７０万戸となっており、前月の同４８１万戸を下回り、７カ月続けて減少するとみられている。　MINKABU PRESS

中国人民銀行　人民元中心レート　1ドル＝6.9536元（前日比0.0068）過去5営業日の推移22/09/20　　6.946822/09/19　　6.939622/09/16　　6.930522/09/15　　6.910122/09/14　　6.9116

通貨オプション　ボラティリティー ドル円1週間物15%台後半　USD/JPY　EUR/USD　EUR/JPY　GBP/USD 1WK　15.84　13.14　14.33　15.65 1MO　12.80　10.99　12.64　12.74 3MO　12.47　10.65　12.89　12.05 6MO　11.67　10.10　12.48　11.42 9MO　11.26　9.96　12.33　11.26 1YR　11.00　9.85　12.21　11.14 　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　GBP/JPY　AUD/USD　USD/CHF 1WK　14.27　15.25　12.40 1MO　12.36　13.21　9.88 3MO　12.79　13.13　9.46 6MO　12.63　12.77　9.11 9MO　12.58　12.67　9.13 1YR　12.60　12.66　9.15 東京時間10:28現在　参考値 主要通貨の短期ボラは依然かなり高めの推移が続く展開。FOMCを控えて警戒感。

テクニカルポイント　ポンドドル、次第にレンジ相場の様相呈す1.2396　200日移動平均1.1822　一目均衡表・雲（上限）1.1759　100日移動平均1.1646　一目均衡表・雲（下限）1.1525　ボリンジャーバンド　2σ上限（21日間）1.1371　エンベロープ1%上限（10日間）1.1277　現値1.1259　10日移動平均1.1249　一目均衡表・転換線1.1185　21日移動平均1.1146　エンベロープ1%下限（10日間）1.0923　一目均衡表・基準線1.0846　ボリンジャーバンド　2σ下限（21日間）　ポンドドルは９/２６に１．０３５０レベルの安値をつけたあとは、反発の動きを強めた。戻り高値は１０/４－５の１．１５手前水準までとなっている。その後の安値は１０/１２の１．０９２４レベル。現在に至るまで１．１０－１．１５双方を付けきれないレンジ模様となっている。足元では１０＋２１日線を上回る水準で推移しており、レンジの上半分に位置している。ＲＳＩ（１４日）は、５０．４と中立状態であることを示している。

【新興国通貨】当局の元安牽制にも、ドル高元安止まらず＝中国人民元　ドル人民元は２０２０年７月以来の７．０３台まで上昇。元安の流れが止まらない。中国人民銀行は２０営業日連続で対ドル中心レートを元高方向に設定しており、元安進行をけん制しているが、米中の金利差拡大からの投資資金流出の動きなどがドル買い元売りに。　直近7.02台では売りが出る流れが続いていたが、昨日の海外時間外市場で7.02超えの後、若干値を落としたものの高値圏で引けると、朝からドル高元安の動き強まり、7.02台後半スタートに。その勢いのまま7.0349前後まで上値を伸ばしている。　対円では20円49銭前後。ドル円がしっかりの分20円50銭超えスタートも、元安進行で少し売りが出ている。CNYJPY　20.493　USDCNY 7.0344