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複雑な金融取引商品である差金取引 (CFD) には、レバレッジ機能により急速な損失が発生する高いリスクがあります。 ほとんどの個人投資家口座は、差額契約で資金損失を記録しました。 差額契約の運用ルールを十分に理解しているか、資金損失の高いリスクに耐えられるかどうかを検討する必要があります。    

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19/02/2024

ロンドン為替見通し=1月スウェーデンCPIを見極めた後はNY休場で動きづらい展開か

 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、1月スウェーデン消費者物価指数(CPI)を見極めた後は、NY市場が休場のため動きづらい展開が予想される。 また、ユーロドルは、1.0770ドル、1.0778ドル、1.0780ドル、1.0800ドルにNYカットオプションが控えており、値動きを抑制している。 欧州中央銀行(ECB)理事会による利下げ開始時期は、ハト派のパネッタ・イタリア中銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁とタカ派のレーンECB専務理事兼主任エコノミスト、ナーゲル独連銀総裁、シュナーベルECB専務理事らの見解が分かれていることで、4月と6月以降に分かれている。 今週公表される1月のECB理事会の議事要旨を見極めながら、2月のユーロ圏製造業・サービス業PMI速報値で、ユーロ圏やドイツ経済がリセッション(景気後退)に陥る可能性を見極めていくことになる。 1月スウェーデンCPIは前月比▲0.4%、前年比+5.1%と予想されており、昨年12月の前月比+0.7%からは伸び率鈍化、前年比+4.4%からは上昇が見込まれている。コアCPIは前月比▲0.6%、前年比+3.1%と予想されており、昨年12月の前月比+0.6%からは伸び率鈍化、前年比+2.3%からは上昇が見込まれている。 予想通りにコアCPIの前月比での伸び率鈍化が確認された場合、スウェーデン中銀による利下げ開始観測が高まることになる。 市場では、現在4.00%の政策金利が年末に3.00%程度まで低下すると見込んでいる。想定レンジ上限・ユーロドル:1.0832ドル(日足一目均衡表・転換線)・ユーロ円:162.95円(2023/11/28高値)想定レンジ下限・ユーロドル:1.0695ドル(2/14安値)・ユーロ円:160.48円(日足一目均衡表・転換線)トレーダーズ・ウェブ

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19/02/2024

FF金利織り込み度=日本時間19日現在(3月、5月開催分)

■FOMC FF金利公表予定日 2024年3月20日           現在 1週間前 1カ月前4.75-5.00%織り込み度 0.0%  0.0%   1.7%5.00-5.25%織り込み度 10.5%  16.0%  53.8%5.25-5.50%織り込み度 89.5%  84.0%  44.6%■FOMC FF金利公表予定日 2024年5月1日           現在 1週間前 1カ月前4.50-4.75%織り込み度 0.0%  0.0%   1.3%4.75-5.00%織り込み度 2.1%  8.5%   43.6%5.00-5.25%織り込み度 26.3%  52.2%  46.4%5.25-5.50%織り込み度 71.6%  39.3%  8.7%※数字は四捨五入をしているため、若干のずれが生じる場合がございます。また、織り込み度は主要な水準のみを記載しており、合計しても100%とならない場合があります。  トレーダーズ・ウェブ

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19/02/2024

通貨オプション ボラティリティー ドル円1週間物6%台

 USD/JPY EUR/USD EUR/JPY GBP/USD 1WK 6.59 5.18 6.01 5.51 1MO 7.47 5.74 6.73 5.98 3MO 8.84 5.98 8.39 6.56 6MO 9.04 6.14 8.78 6.94 9MO 9.41 6.66 9.18 7.54 1YR 9.38 6.70 9.34 7.73                               GBP/JPY AUD/USD USD/CHF 1WK 6.18 7.31 6.19 1MO 6.96 8.29 6.57 3MO 8.79 8.74 6.87 6MO 9.31 9.06 6.91 9MO 9.75 9.54 7.32 1YR 9.96 9.61 7.35 東京時間10:56現在 参考値 今週は目立ったイベントなく、ドル円は7%前後での推移みんかぶ(FX)

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19/02/2024

アジア株 春節明け上海株は0.7%高、期待ほど上昇せず 消費大幅回復の一方で新築住宅販売が27%減少 

アジア株 春節明け上海株は0.7%高、期待ほど上昇せず 消費大幅回復の一方で新築住宅販売が27%減少 東京時間11:01現在香港ハンセン指数   16160.83(-179.13 -1.10%)中国上海総合指数  2886.88(+20.91 +0.72%)台湾加権指数     18628.91(+21.66 +0.12%)韓国総合株価指数  2674.51(+25.75 +0.97%)豪ASX200指数    7664.80(+6.48 +0.08%)アジア株は香港を除いて上昇。春節大型連休中の中国旅行消費は大幅に増加した。2月10日から17日までの中国国内旅行者はおよそ4億7400万人と2019年と比べ19%増加、旅行消費額は7.7%増加。新型コロナウイルス前の水準を上回った。昨年比でも国内旅行は34%増加、旅行消費額は47%増加した。映画興行収入は前年比18%増の80億2000万元となり、春節としては過去最高を記録。春節中に香港を訪れた観光客は延べ143万6000人と2018年を上回った。そのうち約125万5000人が中国本土からの観光客だった。中国の好調な旅行消費データに政府系ファンドの株価下支え期待、あすの最優遇貸出金利(事実上の政策金利)引き下げも期待されている。18日に中国地方政府は「新年初会議」を開催し、経済支援を約束したと証券時報が報じている。民間経済発展やビジネス環境最適化などに焦点を当て、第1四半期に安定的なスタートを切れるよう努めると約束。中国の明るいニュースが相次いだものの、連休明け上海株は期待していたほど上昇せず。香港株は下落している。消費回復の一方で不動産に関しては暗いニュースが伝わっている。中国50都市の春節中の中古住宅販売は前年比70%増加したが、北京市など1級都市では3%減少した。また、新築住宅販売は前年比で27%減少した。先週は香港の民...

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19/02/2024

19日香港株=もみ合うか、米長期金利の上昇が重荷も中国の景気対策などに期待

 19日の香港市場はもみ合う展開か。前週末の米株安と米長期金利の上昇が重荷となる半面、中国本土では春節(旧正月)連休が明け、当局が景気対策や相場対策を追加するとの期待が相場を支えそうだ。 前週末の米国市場でダウ平均は3営業日ぶりに反落。同日に発表された1月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.3%上昇した。上昇率は5カ月ぶりの大きさで、市場予想(0.1%上昇)を上回った。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、米10年債利回りは前日の4.24%から4.28%に上昇した。 一方、中国本土では春節連休が明け、きょうから取引を再開する。連休前に中国証券監督管理委員会(CSRC)のトップが交代し、新主席の手腕への期待が高い。また、中国人民銀行が18日の公開市場操作(オペ)で中期貸出制度(MLF)の金利(1年物)を据え置いたものの、人民銀が毎月20日に公表する最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)について住宅ローンなどの参考基準となる5年物は引き下げられる可能性が高いと人民銀の機関誌『金融時報』が報じている。トレーダーズ・ウェブ

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19/02/2024

東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 19日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では150.11円とニューヨーク市場の終値(150.21円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。前週末終値付近でのもみ合いとなった。前週末には日経平均株価が過去最高値目前まで迫ったこともあり、本日も株価動向と為替相場の反応が注目される。また、150円台に乗せてきたことで本邦当局者からの円安けん制発言も増え始めており、こちらにも注意が必要となる。 ユーロドルは上値が重い。8時時点では1.0773ドルとニューヨーク市場の終値(1.0777ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。早朝取引で1.0786ドルまで上昇する場面もあったが、前週末高値の1.0787ドル手前では上値が重くなった。本日はNY市場が休場ということもあり、アジア時間は神経質な展開となりそうだ。 ユーロ円は8時時点では161.73円とニューヨーク市場の終値(161.82円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルと同様に早朝取引で162.04円まで上げたが、一巡後は161.70円台まで押し戻された。本日これまでの参考レンジドル円:150.09円 - 150.28円ユーロドル:1.0773ドル - 1.0786ドルユーロ円:161.73円 - 162.04円トレーダーズ・ウェブ

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19/02/2024

東京為替見通し=ドル円、日経平均株価の史上最高値更新期待で底堅い展開か

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、予想を上回る米卸売物価指数(PPI)を受けて150.65円まで上昇した後、週末を控えたポジション調整のドル売りで150.09円付近まで反落した。ユーロドルは1月PPIを受けて1.0732ドルまで下落後に1.0787ドルまで反発。ユーロ円はフランスやドイツの株価指数が史上最高値を更新したことによるリスク・オンの円売りで161.95円まで上昇した。 本日の東京外国為替市場のドル円は、ニューヨーク市場が休場のため動きづらい展開の中、日経平均株価の史上最高値の更新期待から底堅い展開が予想される。 先週16日の日経平均株価は38865.06円まで上昇し、1989年12月29日のザラバの高値38957.44円に92.38円、終値38915.87円に50.81円まで迫った。 本日のドル円は、日経平均株価の史上最高値の更新期待から底堅い展開が予想される。 ちなみに、1989年12月29日のドル円は143円台で推移しており、1990年4月2日の高値160.15円に向けた上昇トレンドの途上だった。  米国1月の消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)の伸び率鈍化傾向がやや収まりつつあることで、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での利下げ開始は、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)まで先送りされている。 また、29日に発表される米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している1月のPCE総合価格指数は、1月のPPIでのポートフォリオ管理と投資アドバイスの指数が上昇していたことで、CPIやPPIと同様の伸び率が予想されつつある。 ドル円の懸念材料としては、イエレン米財務長官やバーFRB副議長(銀行監督担当)が懸念を表明した商業用不動産リスクが挙げられる。 また、ドル円...

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19/02/2024

【本日の見通し】ドル高基調継続か、株式・債券市場動向などにも注目も、今日は様子見か

【本日の見通し】ドル高基調継続か、株式・債券市場動向などにも注目も、今日は様子見か   先週のドル円は米消費者物価指数(CPI)後に150円89銭を付けた後、少し調整が入ったが、ドル高基調を維持した。米国の早期利下げ期待が後退、一方で日銀がマイナス金利解除後も緩和姿勢を維持するとの総裁・副総裁発言もあり、日米金利差を狙った取引継続がドル円を支えた。 今週も基本的に流れは変わらずか。今週はFOMC議事要旨などの発表があるものの、雇用統計や消費者物価指数などに比べるとインパクトの小さい予定が並んでおり、流れを大きく変えることは難しいか。 株式、債券市場動向などをにらみながらの展開が続きそう。特に株式は日本が史上最高値の更新が現実的なものとして見えてきたこと、米株は21日に市場が注目するエヌビディアの決算が予定されていることなどから、大きな動きが出る可能性があり、為替市場にも影響してくることが考えられる。 ただ、今日に関しては米国市場休場のため、様子見ムードが見込まれる。債券市場も同様で、明日以降の動きを期待。   ドル円は149円台後半から150円台後半にかけてのレンジ取引を中心に上を試すタイミングをうかがう展開か。2022年10月、2023年11月と二度上値を抑えた151円90銭台を前に、151円手前からの1円ほどは売りが並んでいる可能性があり、一気の上昇には慎重も、流れは上方向。下値のしっかりさを確認しながらの展開が見込まれる。   ユーロドルは1.07台を中心とした推移か。1.0800前後に売りが残っているが対円でのユーロ買いもあり、短期的には下値しっかり感が見られることから、いったん上値を試す可能性がありそう。ただ、中期的な流れはまだ下方向か。   クロス円は全般に堅調地合い維持が見込まれる。株式市場動向などをにらみながらの展開が続く。  MINKABU PRESS 山...

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18/02/2024

クロス円を今すぐ買うべき! 円の急反騰がない限り、調整があっても押し目買いの好機に! 米ドル/円の上値余地には懐疑的だが、目先は急落も想定しにくい

ドルインデックス 4時間足 (出所:TradingView)ドルインデックス 日足 (出所:TradingView)ユーロ/米ドル 日足 (出所:TradingView)英ポンド/円 日足 (出所:TradingView)世界の通貨VS円 日足 (出所:ザイFX!)米ドル全体は言われるほど強くないという印象だが、ドルインデックスの高値更新がないとは言い切れない理由とは?  執筆中の現時点では、市場関係者全員が日経平均株価の史上最高値更新を、固唾を飲んで見守っているようだ。ゆえに、為替市場の動向が見逃されがちだと思うが、米ドル全体は言われるほど強くない、という「印象」ができあがりつつあることを、まず記しておきたい。 なにしろ、2月13日(火)の米CPI(消費者物価指数)のリリースを受けたドルインデックスの急騰があったから、本来、米ドル全体は一段と買われるはずだった。しかし、執筆中の現時点までは反落してきており、ややまだら模様の市況を示している。 もっとも、これからドルインデックスの高値更新がもうないとは言い切れない。米金利の動向次第という側面のほうが大きいと思うが、米10年物国債利回りが、現在、4.258%程度であり、一段と上昇していく可能性があるから、米ドル全体の頭打ちを性急に判断したくない。 また、ドルインデックスの日足における2月13日(火)の大陽線は、プライスアクションの視点(強気リバーサル&アウトサイド)ではあまりにも存在感があったから、近々高値を更新しないと逆に違和感を増大させるのも事実である。主要クロス円の多くが強気構造を維持し、上値トライしやすい時期。英ポンド/円の高値更新は、象徴的!  同じように、ユーロ/米ドルの2024年年初来安値の更新があったものの、足下では小幅に回復している。昨年(2023年)12月安値の割り込みが一時的なものに留まる、ということがあ...

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17/02/2024

【来週の注目材料】今後の利下げ時期の見極め意識し、議事要旨に注目=FOMC議事要旨

【来週の注目材料】今後の利下げ時期の見極め意識し、議事要旨に注目=FOMC議事要旨 2月に入って2日の米雇用統計、13日の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る好結果となり、米国の早期利下げ期待が後退。今年初め時点で短期金利市場で約80%の織り込みとなっていた3月の利下げ期待は直近で8%程度。据え置き見通しが90%を超えてきています。今年初め時点では100%、米雇用統計後でも60%程度の織り込みとなっていた5月の利下げも、直近は40%程度まで下がっており、据え置き見通しが大勢となっています。 こうした動きを受けて、ドル円は13日CPI発表後に1ドル=150円89銭まで上昇。昨年11月16日以来の高値を付け、11月13日に付けた151円91銭、そして2022年10月21日に付けた151円95銭を意識する展開となっています。 2022年、2023年と二度上値を止めた151円90銭台を超え、1990年8月以来のドル高円安を付けるのか。そのカギの一つとなるのが米国の金融政策動向です。現時点では、市場は6月の利下げ開始を本線と見ています。ただ、好調な米景気動向を受けて、利下げ開始が7月以降になるとの思惑も出てきています。利下げ時期の見極めが重要な材料となります。 そうした中、来週は二つの注目材料があります。 今回はそのうちの一つ、21日(日本時間22日午前4時)に公表される1月30日、31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨です。 市場予想通り4会合連続での政策金利据え置きを決定した前回のFOMC。 声明ではそれまでのFOMCで見られた追加的な金融引き締めについての言及がなくなり、次の方向性が利下げであることを示しました 一方で「インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信が深まるまで、目標レンジを引き下げることは適切でないと考えている」として、市場の早期利下げ開始期待を...

Market Forecast
17/02/2024

米ドル/円は1米ドル=152円を超える可能性が高まる!日経平均の史上最高値更新が米ドル/円を押し上げ?米ドル/円は押し目買い、スイスフランは売りを継続へ

日経平均 年足 (出所:TradingView)米ドル/円 週足 (出所:TradingView)ユーロ/スイスフラン 日足 (出所:TradingView)米ドル/スイスフラン 日足 (出所:TradingView)日経平均はついに3万8000円台を回復!  みなさん、こんにちは 今週の金融市場の注目は、なんといっても日本株です。 本稿執筆時点の日経平均は3万8090円レベルで推移。 このチャートは日経平均の年足です。 日経平均の史上最高値は、3万8957円(1989年12月29日)。つまり、日経平均は35年ぶりに、史上最高値目前というレベルまで上昇してきたわけです。 今年に入ってから日経平均は1日に1000円暴騰することもありましたから、史上最高値更新が完全に射程圏内に入っています。海外勢の日本株買いで米ドル/円は152円をブレイク!?  この日本株の買い手ですが、主に海外勢が主体。 日本勢はどちらかといえば、利益確定の売り手に回っているようです。 この海外勢が演出する日本株の急騰は米ドル/円に大きな影響を及ぼします。 米ドル/円を動かす要因として、ドル金利の影響が大きいのですが、昨年来、日本株の上昇も米ドル/円を押し上げる重要なファクターとなっています。 なぜなら、海外勢が日本株を買うと、ヘッジとしての米ドル/円の買いも持ち込まれるためです。 本稿執筆時点の米ドル/円は150.25円レベルで推移。 米ドル/円の152.00円は神田シーリングと言われ、過去2年どうしてもブレイクできませんでしたが、そのレジスタンスまであと2円弱。 仮に日経平均が史上最高値を更新すれば、ヘッジとして大量の米ドル/円の買いが持ち込まれることを意味するため、今回は152.00円をブレイクする可能性が高まっています。 米ドル/円は日経平均の動向を横目に押し目買い。スイス国立銀行がスイスフラン安に...

Market Forecast
17/02/2024

為替相場まとめ2月12日から2月16日の週

12日からの週は、ドル買いと円売りが優勢。ドル買いは13日発表の米消費者物価指数が予想を上回る伸びとなったことが背景。一方、15日発表の米小売売上高は弱含み、ドルが売り戻された。ただ、ドル指数は10日線に乗った上昇トレンドを継続しており、ドル高の流れは維持されている。ドル円はクロス円とともに上昇し、円安の面も指摘される。この週は日本株が好調で、日経平均はバブル後の高値を更新し、史上最高値にあと一歩まで買われた。リスク選好の円売りがみられるとともに、植田日銀総裁が緩和姿勢継続を繰り返したことも円売りにつながった。神田財務官などが円安けん制発言をしたが、円高方向への調整は限定的だった。ポンド相場は英指標発表ごとに上下動。英雇用統計の強さで買われたが、英消費者物価指数が予想を下回ると下落、英GDPの下振れも売りにつながった。欧州では独ZEW景況感指数は改善も、ユーロ圏全体のGDPは依然横ばいと力強さに欠けた。各国金融政策の波及効果が過渡期にあることが示されており、市場の思惑も神経質に変化した。(12日) 東京市場は建国記念日の振り替え休日のため休場。 ロンドン市場は、ユーロ相場が軟調。朝方は米債利回り低下に反応してドル売りが先行。ユーロドルは1.0806近辺まで一時買われた。しかし、買いは続かず反落し、1.0770割れ水準へと下押しされている。ユーロは対円や対ポンドでも安く、ユーロ円は161.10付近を高値に160.50付近へと軟化。ユーロポンドは0.8540台から0.8530付近に一時下落。先週末にパネッタ伊中銀総裁が、利下げ時期が「間近に迫っている」と発言。さらにデコス・スペイン中銀総裁は「利下げ開始時期の決定、3月ECBインフレ・GDP見通しが極めて重要に」と述べるなど、早期利下げ開始を想起させる発言報道が相次いだ。ポンドドルは1.2655近辺まで買われたあとは、1.261...

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