ドルクローナは往って来い。スウェーデン中銀は緩和姿勢維持を崩していないが、市場ではインフレ率上昇を受けて利上げ姿勢に転じるとの見方が根強い。ドルクローナは9.43前後から一時9.35前後まで値を落とす場面が見られた。しかし、その後はドル買いの動きに支えられ9.44前後まで上昇。米国の大幅利上げ期待が、ゼロ金利維持の姿勢を続けるスウェーデンとの対比に。
対円では欧州市場でのクローナ買いと円売りに12円98銭前後から13円14銭前後まで。その後はクローナ売りと円売りが交錯し、少し調整が入って13円10銭割れの場面も。
SEKJPY 13.106