コンテンツへスキップ

Interstellar Group

複雑な金融取引商品である差金取引 (CFD) には、レバレッジ機能により急速な損失が発生する高いリスクがあります。 ほとんどの個人投資家口座は、差額契約で資金損失を記録しました。 差額契約の運用ルールを十分に理解しているか、資金損失の高いリスクに耐えられるかどうかを検討する必要があります。    

為替相場まとめ3月20日から3月24日の週

ISG
ノート

私たちの市場公告にいつでも注目することをお勧めします…

.right_news

A WORLD LEADER

IN FX & CFD TRADING

市場
ニュース

24時間365日の財経情報と世界的な国際金融の重要な情報…

A WORLD LEADER

IN FX & CFD TRADING

スポンサーシップ &
社会的責任

インターステラグループは、世界にプラスの影響を与える力を持つ強力な企業としての地位を確立することを目指しています。
また、私たちはすべての個人の価値をグローバルコミュニティの不可欠な部分として認識し、社会に貢献することにも取り組んでいます。

A WORLD LEADER

IN FX & CFD TRADING

การสัมนาสดเกี่ยวกับฟอเร็กซ์

A WORLD LEADER

IN FX & CFD TRADING

25

2023-03

Date Icon
2023-03-25
市場予測
為替相場まとめ3月20日から3月24日の週
 20日からの週は、ドル売りと円買いが交錯した。米国や欧州で表面化した金融不安の状況下で、米英スイスなど主要国の金融政策会合が注目を浴びた。最も注目度の高い米FOMCでは大方の市場予想通り25bpの利上げが発表された。一方、メンバーらの金利見通しは事前の引き上げ予想に反して据え置かれた。インフレ対応を優先しつつも、金融不安の影響も垣間見られていた。これを受けてドル相場は売りに反応した。英中銀は予想通り25bpの利上げを発表。票割れは前回と同様の7対2で、反対票は据え置き主張だった。据え置き派の増加がある程度見込まれていたことからポンド買いの反応がみられた。スイス中銀は50bpの大幅利上げを継続し、インフレ抑制を最優先している。アジア各国やノルウェー中銀なども利上げを実施しており、全般にインフレ対応が優先される格好だった。ただ、利上げペースが鈍化していることもあって、一部には利上げ停止が近いとのニュアンスも醸し出されていた。今後、各中銀間で利上げペースや停止時期に関する差異が出てくる可能性も指摘される。一方、金融不安の状況は続いている。イエレン米財務長官の預金保護に関する発言に神経質な反応をみせるなど株式市場は不安定だった。米債利回りは神経質に上下動も、低下傾向は継続した。欧州ではUBSによるクレディスイス買収でAT1債が無価値化した。その余波で投資家は疑心暗鬼になっており、その他銀行株にも売りが波及した。金融不安は次の段階に入っている。ドル円は一時129円台、ユーロドルは1.09台、ポンドドルは1.23台までドル売りが進行する場面があった。ドル円の下げには株安によるリスク回避の円買いも加わった。クロス円は週央までの上げを消す動きが相次いで週末を迎えた。ただ週の引けにかけてはドル買い円売りが入り、最後の調整が見られるなど、行き過ぎた動きには警戒感が出ていた。

(20日)
 東京市場は、不安定な相場展開だった。経営難が報じられているクレディスイス(CS)に対して、スイス当局が主導する形で、同国の金融大手UBSが買収することで合意。さらに朝方、日本銀行が米FRB、ECB、英中銀、カナダ中銀、スイス中銀などの中央銀行が協調して、ドルスワップ取り決めに基づく流動性供給を強化することを発表。リスク警戒の動きがやや後退する動きが見られた。ドル円は先週末の131円台後半から早朝には132円台半ばへと上昇。東京朝にはいったん131円台後半に戻したが、中銀による協調などの対応を好感する形で132.60台に再び買われた。しかし、株式市場は冴えない動きを続けた。CSの買収に際して、CSの発行したAT1債の元本毀損が報じられ、本来AT1債よりも劣後するはずの株式は一定額の価値が残るという異例の状況が生じたことへの警戒感が市場で広がり、アジアのいくつかの銀行が発行したAT1債の価格が低下。再びドル売り・円買いとなった。ドル円は上昇分を解消し円台後半での推移となっている。ユーロ円はドル円同様に振幅を見せ、140.60前後から141.70台まで上昇後、上げを解消した。ユーロドルはCS買収を受けて少し買われたものの、上値は重かった。1.06台後半を中心とした推移になっている。

 ロンドン市場では、リスク警戒の動きが強まった。米国債価格が急騰(債券利回りは急落)となり、ドル円相場を圧迫している。先週末のリスク警戒によるドル売り円買いから東京午前にいったん上昇。東京朝方には週末のスイス金融大手クレディ・スイスに対するスイス中銀主導での同業UBSによる買収を受けた破綻リスク後退や、米、欧、英、日、スイス、カナダの各中銀協調でのドルの流動性供給などの措置が市場に好感されたが、クレディスイスの買収においてAT1債が無価値になるなど、かなり急激な措置を実施したことへの警戒感が広がった。ドル円はドル安と円高の両面から押し下げられ、130.50台まで一時下落。ユーロ円はドル円の下落とともに東京午前の141円台後半を高値にロンドン時間には138円台まで大きく下げた。ただ、その後は調整が入り反発、140.80付近へと大きく買われた。ユーロドルは1.06台後半から一時1.0630近辺まで下落。その後は一転して買われ、1.07台を回復した。

 NY市場では、リスク回避の動きが一服。米株式市場で銀行株が買い戻され、一連の金融不安の動きは後退している。ドル円は131円台後半へと反発している。ユーロドルは買い戻しが優勢となって、1.07台を回復している。ポンドドルも1.22台後半まで上昇した。ただ、金融不安への不透明感はまだ残っているようだ。金融システムの問題が落ち着いたとしても、今後、銀行の融資が厳格化されることも予想される。米経済は景気後退に入るとの見方も。クレディスイスの場合、もともと経営不安が強まっていたところに米地銀の預金の取り付け騒ぎが問題に追い打ちをかけた格好となった。米銀とは違った不安が急速に高まった格好だが、ユーロ圏の金融機関も南欧中心に信用不安を引き起こさないか。また、主要国の金融機関にも経営不安がくすぶっている。一連の事態を受けて、市場では今週の米FOMC、英金融政策委員会(MPC)での政策金利据え置き観測も一部には広がってきている。

(21日)
 東京市場は春分の日の祝日のため休場。
 
 ロンドン市場は、ユーロ買い主導で円安・ドル安となっている。UBSがクレディスイスを買収することが報じられたことが、市場にひとまず安ど感をひろげている。欧州株が大幅に買われ、主要国債券は売られ、利回りが上昇している。欧州金融不安が一段落したことを受けて、ユーロ買いが強まっている。ユーロドルは1.07台前半から後半へ買われ、高値を1.0770近辺に伸ばしている。ユーロ円は140円台後半から142円台半ばへと上昇、高値を142.51近辺に更新。対ポンドでもユーロは買われており、ユーロポンドは0.87台前半から0.8790台に高値を伸ばしてきている。市場全般にリスク警戒の動きが後退するなかで、ドル円は米債利回り上昇とともに131円台前半から132.43近辺まで買われた。ポンドドルは対ユーロでもポンド買いの影響もあって1.2230付近から1.2250付近で売買が交錯。ポンド円は161円台乗せから162.26近辺へと買われているが、ユーロ円ほどの勢いにはなっていない。3月独ZEW景況感指数は13.0と前回の28.1から低下し、市場予想も下回ったが、ユーロ買いの勢いには影響していない。

 NY市場では、ドル円が132円台に反発した。前日は一時130円台半ばまで下落する場面が見られていたが、UBSによるクレディスイスの買収および主要中銀による流動性供給強化の発表で金融システムへの懸念はひとまず一服しており、ドル円も買い戻しが強まっている。きょうからFOMCが始まっており、明日結果が発表されるが、今回の件でFRBがどう対応してくるか確認したい雰囲気も強い。それに向けたポジション調整が入った。利上げは実施されるものの、FRBはこれまでよりは慎重なトーンも示し始めるのではとの見方も出ていた。ユーロドルは一時1.07台後半まで買われた。ドルの戻り売りとともに、ECBの利上げ期待がユーロの下値を支えている面も指摘された。一方、ポンドドルは上値が重かった。1.22台半ばから一時1.21台後半まで下落した。その後は下げ渋りも1.22台前半までにとどまっている。市場では今週の英中銀金融政策委員会(MPC)に関して据え置きと小幅利上げで見方が分かれており、それを警戒したポンド売りが出ているとの指摘があった。 
 
(22日)
 東京市場では、リスク警戒が後退も、FOMCを控えて慎重な動き。前日NY市場で米地銀ファーストリパブリック株が反発し、リスク警戒が緩和されていた。東京市場での時間外取引で同行株に再び売りがでると、ドル円は132.26近辺まで下落したが、午前中にはNY高値を超えて132.78近辺まで買われている。午後には132円台半ば付近で揉み合った。ユーロドルは1.0765-1.0777のわずか12ポイントレンジにとどまっている。FOMC待ちのムードが広がった。FOMCに関してはSVB破綻までは50bp利上げ見通しが大勢となっていたが、その後は据え置き見通しが一時優勢になるなど不安定な状況を経て、25bp利上げで見通しがほぼ一致している。ただ、今後についてはターミナルレート見通しがかなり振れており、不透明感が強い。

 ロンドン市場は、米FOMC待ちとなるなかで、やや円売りが優勢。序盤はポンド買いが先行した。2月の英消費者物価指数が前年比+10.4%と市場予想+9.9%、前回の+10.1%を上回ったことが背景。明日の英金融政策委員会(MPC)での政策発表を控えて、市場は敏感に反応している。ポンドドルは1.22台前半から1.2297近辺まで上昇。ポンド円は162円台乗せから高値を163.34近辺まで伸ばした。対ユーロでもポンド買いが入っている。ポンド買いにつれてユーロも上昇。対ドルでは1.07台後半で高値を1.0795近辺に更新、対円では142円台半ばから143.30台へと高値を伸ばしてきている。欧州株や米株先物はやや売りが入る場面があったが、下値は堅く前日比プラス圏へと浮上している。米10年債利回りは3.57%から3.60%での揉み合いから、足元ではやや上昇している。金融不安がひとまず一服しており、落ち着いた相場展開となるなかで、米FOMCの発表を迎える態勢になっている。

 NY市場では、FOMCを受けてドル売りが強まった。FOMCの結果が午後に発表され、政策金利は予想通りに25bpの利上げを実施し、誘導目標を4.75-5.00%に引き上げた。一方、注目のFOMC委員の今年末の金利見通し(ドット・プロット)の中央値は5.125%に据え置かれた。一部からは、金融システムへの不安はあるものの、インフレとは区別してドット・プロットを上方修正させるとの見方もあっただけに、慎重な雰囲気もあったようだ。これを受けてドル売りが強まった格好。その後にパウエルFRB議長の会見も行われ、議長は今回のFOMCで利上げ停止を検討したことを明らかにしたうえで、利上げに強いコンセンサスがあったと述べていた。従来のタカ派姿勢も垣間見せ、「年内利下げは見込んでいない。想定より高い水準への利上げ必要なら、そうする」などと述べていたものの、ドル売りの動きが継続。ドル円は131円台前半へと急速に下落した。ユーロドルは一時1.09台まで急伸。ポンドドルは1.23台に上昇した。ユーロにとってはECBの利上げ期待、ポンドにとっては今日発表された英CPIの上振れも支援材料となっていた。

(23日)
 東京市場では、ドル売りが優勢。ドル円は前日FOMC後のドル売りが継続し、米債利回りの低下とともに午後には130.42近辺まで安値を広げた。2月10日以来、約6週間ぶりの安値水準となった。東京終盤にかけては下げ一服となったものの、戻りは鈍く、130円台後半でもみ合う展開が続いた。ユーロドルは朝から堅調に推移。午後に入り、前日高値に迫る1.0911付近まで一時上昇した。ユーロ円は下げが一巡。午前のドル円に追随して、正午ごろに142.19付近まで下落したが、その後は下げ渋り、午前の下げを帳消しにする場面があった。日本時間本日17時30分にスイス中銀政策金利、21時00分に英中銀政策金利が発表される予定となっており、その結果に注目が集まっている。

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。英中銀の金融政策発表を控えて、米債利回り上昇とともに、前日の米FOMC後からのドル売りの流れに調整が入っている。ドル円は東京昼過ぎにつけた130.42近辺の安値からロンドン時間には131.40台へと反発、下げを戻している。ユーロドルは1.0930近辺まで買われたあとは、1.0860台まで反落。ポンドドルは1.2344近辺を高値に1.2280台まで反落。ドル指数は東京市場から下に往って来いの振幅となっている。米株先物の反発を受けて買われていたクロス円は上昇一服。スイス中銀やノルウェー中銀など相次ぐ欧州中銀の利上げ発表で欧州株が売られており、円売りの矛先が鈍っている。ユーロ円は143円台割れへ、ポンド円は161円台での上下動となっている。スイス中銀は50bp利上げ、ノルウェー中銀は25bp利上げと利上げ幅はいずれも予想通りだったが、いずれも今後の追加利上げについて示唆した。金融不安よりもインフレ対応を急ぐ姿勢を示した。この後の英中銀金融政策発表では25bp利上げが予想されている。各委員の票割れが注目されている。

 NY市場では、次第にリスク回避ムードが高まった。終盤に入って市場はリスク回避の雰囲気を強めた。ドル円は再び売りを強め、一時130.30円付近まで下落する場面が見られた。ドル売りというよりも円高の動きがドル円を圧迫。要因は米株式市場が失速し下げに転じたことだが、序盤は反発して始まった銀行株に徐々に売りが強まり、市場の雰囲気を圧迫した。ただ、一時買い戻しも出ていた。イエレン米財務長官の議会証言の事前原稿が伝わり、「正当化されるなら預金保護で追加措置を準備」と述べたことに敏感に反応。ユーロドルも後半に失速。ロンドン時間の朝方に1.0930近辺まで上昇する場面も見られたが、NY時間の終盤に1.08台前半まで下落した。ポンドドルも伸び悩む動きが出ているものの、きょうは一時1.23台半ばまで上昇する場面が見られた。本日は英中銀金融政策委員会(MPC)が開催されたが、予想以上にタカ派な印象だったことがポンドの下値をサポート。追加利上げの可能性に含みを持たせたほか、成長見通しを上方修正した。2月時点では第2四半期はマイナス成長を予想していたが、若干のプラス成長に上方修正している。一方、インフレについては大幅な上振れがあったが、今後数カ月で急低下するとの見方を変えていない。委員の投票行動も前回と同様に9名のうち7名が引き上げを支持し、2名が据え置きを主張した。

(24日)
 東京市場では、円買い圧力が広がった。欧米の金融システムに対する根強い不安などからリスク警戒の動きが続いた。日経平均の下落とともに、ドル円は前日安値を下回った。午後には米債利回りの低下も加わって130.06近辺まで安値を広げた。2月10日以来、6週間ぶりの安値水準となっている。ユーロ円も前日からの売りの流れが継続して、午後には140.89付近に安値を広げた。ユーロドルは昼頃に1.0817近辺まで下落、前日安値を下回ったが、1.08台前半からは離れず、安値圏での揉み合いが続いた。

 ロンドン市場は、ユーロ売りが主導して円高・ドル高が進行している。欧州の金融不安が拡大しており、ドイツ銀行株は一時14%安と急落。銀行株が全面安となっている。独仏株価指数はいずれも2%を超える下げ。欧州債や米国債が買われ、利回りは低下している。USBがクレディスイスを買収することで、クレディスイスのAT1債が無価値化する。これを嫌って投資家は主要銀行のAT1債売りに走っている。CDSは上昇しており、危機的な様相を呈している。ユーロ相場は欧州株の取引き開始とともに急落。ユーロドルは1.08台前半から1.07台前半へ、ユーロ円は141円台前半から139円手前水準へと下落。その他主要通貨に対してもユーロは売られている。リスク回避の円買いやドル買いが波及して、ポンドドルは1.22台後半から1.22台割れへ、ポンド円は160円付近から158円台前半へと下落。ドル円は130円の節目水準を割り込むと129.60台まで下押しされ、年初来の安値水準を更新している。3月ユーロ圏PMI速報値は改善、同英国PMI速報値は低下したが、市場反応はほとんどみられず。リスク動向に視線が集まる展開になっている。

 NY市場では円売りの動きが広がった。ドル円は130円90銭台まで一時上昇。朝からの下げ分をすべて解消している。週末を前にリスク警戒の動きが後退。序盤は売りが目立った米株は、主要3指数がいずれもプラス圏で引けた。ダウ平均は安値から400ドル以上上昇。ハイテクの一部に売りが出たことで、ダウなどがプラス圏推移の中でも冴えない動きを見せたナスダックもプラス圏を回復して引けた。週末越えのポジション維持を嫌った調整なども出ていた。ロンドン市場で大きく下げたユーロ円やポンド円も大きく買い戻され、東京朝の高値には届かないものの、ロンドン市場での下げ分を解消する動き。ドイツ銀行株安をきっかけとしてロンドン市場で対ドルでも売られていたユーロは、買い戻しが入ったものの、限定的にとどまっている。

最新
ニュース