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為替相場まとめ5月9日から5月13日の週

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14

2022-05

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2022-05-14
市場予測
為替相場まとめ5月9日から5月13日の週
 9日からの週は、リスク回避の動きが広がった。米消費者物価指数や生産者物価指数が発表され、それぞれ前回からはやや伸びが鈍化したが、金融当局が許容できないほどの高水準は継続している。今後も米FOMCの0.5%幅の追加利上げが続くことが見込まれるなかで、株式などリスク資産から資金を引き揚げる動きが強まった。為替市場では、ドル高圧力が強まるなかで、ドル円相場ではリスク回避の円高の動きが勝った。クロス円も下落。ドル円は一時127円台、ユーロ円は133円台割れ、ユーロドルは1.03台半ば付近まで下落した。欧州ではラガルドECB総裁をはじめとする多くの金融当局者らが7月利上げ開始を示唆した。フィンランドがNATO加盟を要請と表明し、ロシア側が一層態度を硬化させることが懸念された。英国では利上げ路線が景気を冷やすことが警戒された。さらに、北アイルランド議定書をめぐる英国とEUとの摩擦が再燃しそうな気配。ウクライナ戦争の長期化や中国ロックダウンによる世界経済への悪影響が引き続き景気動向や市場を不安定にしており、負の面が表面化した週となっている。

(9日)
 東京市場では、ドル買いが再燃。先週末の海外市場でドル高に調整が入り、ドル円は128円台を一時つけたが、その後は再び130円乗せとドル高の流れが印象付けられた。週明けもその流れが継続している。米国の積極的な金融引き締め姿勢が米長期金利の上昇を誘う形となりドル買いの材料に。米10年債利回りが3.15%台に乗せる動きとともに、ドル円は131円台に乗せた。ユーロドルは軟調。金曜日のロンドン市場で仏中銀総裁による早期利上げを支持する発言で1.0600前後まで上昇したユーロドルだが、週末NY市場午後からのドル買い基調が週明けも継続する形で上値を抑えられ、週明けには1.0500台まで値を落としている。

 ロンドン市場は、ドル買いが一服。基調としてのドル高圧力は継続も、欧州通貨を中心に買い戻しの動きが入っている。ユーロドルは東京市場での軟調な流れを受けてロンドン朝方には1.0495レベルまで下落、ポンドドルも1.2261レベルに安値を広げた。しかし、その後は売買が交錯するなかで、反発。ユーロドルは1.0550付近、ポンドドルは1.2350手前まで買い戻された。ユーロ円は137円台後半から138円台乗せへ、ポンド円は161円付近から161円台後半へと上昇。欧州株の軟調な動きも、欧州通貨は買いが優勢だった。ドル円はロンドン朝方に131.35レベルまで高値を伸ばした。2002年4月以来の高値水準米10年債利回りは3.12%近辺から一時3.20%近辺まで上昇。根強いインフレ警戒が示されている。米株先物は時間外取引で軟調。ナスダック先物は2%超安。プーチン露大統領演説では、ウクライナ侵攻の正当性が強調されたが、戦争宣言のような強硬な表現はみられず、比較的控えめの内容にとどまった。

 NY市場では、リスク回避ムードが広がった。米株式市場が急落、米債利回りも低下に転じた。米10年債利回りは3.20%台と2018年11月以来の高水準をつけたあと、3.02%台まで低下。ドル円は戻り売りが強まり、130円台前半へと急速に伸び悩んだ。ユーロドルは1.05台で堅調に推移。ここ数日、ECB理事から7月利上げへの言及が相次いでいる。そのため市場でもECBが7月に利上げを開始するとの見方を強めており、短期金融市場ではそれを織り込む動きが活発化している。ユーロは、対ポンドでも買い戻しが強まっている。ポンドドルはロンドン時間に1.24台まで一時上昇も、NY時間には1.23台前半まで再び下落。ドル相場について、時間軸により市場の見方が分かれている。欧州の成長が上向いたり、米インフレが3%超に留まる場合は短期的にはドル売りの可能性。一方、長期的にはドル買い継続の見方も。FRBのインフレ抑制の意識が強まっている、米資産が欧州資産に対してアウトパフォームしている、地政学リスクの高まりによるドル需要などが背景。

(10日)
 東京市場では、ドル円が振幅。前日海外市場でのリスク回避ムードを受けて、午前中はドル売り・円買いの動き。日経平均が下落するなかで、ドル円は130円を割り込んで、129.80付近に下落した。その後は、株安の一服、米10年債利回りが再び3.05%程度まで回復するなかで、ドル円は130円台半ば超えへと反発した。ユーロ円は137円台後半から137.10付近まで下落したあと、138円台を一時回復と上下動。ユーロドルは1.05台後半での揉み合い。東京市場では円相場主導の展開となり、小動きだった。

 ロンドン市場は、ややドル買いと円買いの動き。明日の米消費者物価指数発表を控えて調整含みとなっている。株式市場では米株先物や欧州株が前日までの大幅安から反発している。米債利回りは序盤に上昇も、その後は一服揉み合いに。NY原油先物は下げ一服となったあと、再び上値重く推移。為替市場ではドル円が130円台半ばでは上値を抑えられて、一時130円台割れとじり安の動き。ユーロドルは1.05台後半から1.05台前半へと下げたあと、やや下げ渋り。ポンドドルは1.23台後半から1.23手前水準まで軟化したあと、1.23台半ばへと反発。クロス円は円高気味で、ユーロ円は137円台前半へと下押しされ、東京市場での上昇を消した。ポンド円も160円台前半へと下落したが、その後は下げ渋り。ユーロ買い・ポンド売りが入ったあとは、ユーロ売り・ポンド買いに反転。一日を通すと方向性に欠ける取引になっている。

 NY市場では、売買が交錯し方向性がはっきりしない展開。ドル円は129円台では買いがでており、130円台前半に戻しているが130.50付近では上値を抑えられている。ユーロ円は137円台での振幅。ユーロドルは1.05台後半から売りに押されて1.05台前半へと下押し。ただ、1.0520台では下げ止まっている。ポンドドルは一時1.23台を割り込んだが、おおむね1.23台前半で揉み合った。英政府が北アイルランド議定書の一部を破棄する準備をしているとの報道がポンド売りを誘う場面があった。全般的に前日のリスク回避の雰囲気は一服しているものの、景気後退のリスクからインフレに至るまで、懸念は根強く残っており、市場からはポジティブな声は少ない。 明日には4月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。市場には結果待ちの雰囲気も広がっている。
 
(11日)
 東京市場は、揉み合い。ドル円は130.20台から130.50付近での振幅。ユーロドルは1.0530レベルを中心に小動き。1.05台割れでは買いが入る一方、1.05台後半では売りに押されている。ユーロ円は底堅い値動きも、137円台前半での取引にとどまっている。日本時間午後9時30分に発表される米消費者物価指数を前に様子見ムードが広がった。

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。米消費者物価指数の発表を控えて、これまでのインフレ警戒に基づいたドル買いに調整が入っている。米10年債利回りは2.99%付近から2.92%付近へと低下。欧州株や米株先物・時間外取引は堅調。ドル円は130円台割れから安値を129.59レベルまで広げた。ユーロドルは一時1.0576レベルに高値を更新。ポンドドルも一時1.2390レベルまで買われた。ただ、序盤にドル売りが強まったあとは値動きが一服。クロス円の下落とともに円買いの動きが優勢に。ユーロ円は137円台割れから136.80付近へ、ポンド円は160円台半ばから一時160円台割れへと安値を広げている。特段、リスク警戒の動きはみられず、ドル円の下落に引っ張られた動き。この日はラガルド総裁などECB高官らからの発言が相次いでおり、いずれも高インフレを意識して夏から段階的に金利引き上げを開始すべきとの論調が多かった。英シンクタンクは、年後半にテクニカル・リセッションに入る見通しを示した。

 NY市場では、米消費者物価指数をめぐってドル相場が振幅。朝方に4月米消費者物価指数(CPI)が発表された。総合指数は前年比8.3%、前月比0.3%と前回から伸びが鈍化したものの、市場はインフレへの懸念を温存している。コア指数の前月比の伸びが予想以上に続いていることで基調インフレは加速との見方も出ていた。サービス部門の価格上昇が見られ、人件費の上昇が価格に転嫁されている気配もあり、インフレの波及が懸念された。一方で、今回の米CPIはインフレがピークに達している兆候を示すとの期待も出ていた。発表前にドル円は129円台後半まで軟化していたが、発表直後に130円台後半まで急伸。しかし、株安や米債利回り低下とともに129円台半ばへと押し戻された。ユーロドルは1.05台で激しく上下動したあと1.05台前半へと軟化した。ポンドドルは1.22台後半から一時1.24付近まで上昇したが、その後は売りに押されている。1.22台前半へと下落した。ポンドにとっては、北アイルランド議定書をめぐる英国とEUとの摩擦再燃が警戒された。

(12日)
 東京市場では、ドル円が上値の重い展開。前日の米消費者物価指数をめぐる上下動も、米株が大幅安となったことでドル円は130円台から129円台後半へと押し下げられた。東京市場でも日経平均が一時500円を超える下げとなり、リスク回避の動きにつながった。ドル円は130円台が重く129.50近辺まで一時下落。前日NY市場からやや円高水準にシフトしている。ユーロ円も136円台後半で上値を抑えられて、一時136円近辺まで下落した。ドル円を除くとドル買いが優勢。ユーロドルは1.05台前半から1.05ちょうど付近で弱保ち合い。

 ロンドン市場は、リスク警戒の動きが広がっている。ドル円、クロス円が下落するとともに、ドル円以外の主要通貨ではドル買いが優勢に。高インフレと金融引き締めに対する警戒感が広がるなかで欧州株が大幅安となり、米株先物は時間外取引で下げに転じている。また、米10年債利回りは前日からの低下の流れが続いており、2.81%台まで一時低下。ドル円は129円台後半から安値を128.41レベルに更新。ユーロ円は136円台割れから134円ちょうど付近まで下落。ポンド円も158円近辺から一時156.50割れへと連れ安になっている。フィンランドがNATO加盟申請を表明、ロシアとの対立が一段と深まることが懸念されている。また、この日発表された3月の英月次GDPは前月比-0.1%と予想外のマイナス成長となった。ただ、ユーロ対ポンドではユーロ売り圧力が勝っていた。

 NY市場では、ドル円が一段安。ドル高以上に円高が優勢となっている。本日も米株式市場が下落しており、米債利回りも下げ幅を拡大するなかで、ドル円はストップを巻き込んで127.50付近まで下落した。後半には下げ渋りも、今日の下げで21日線を下回っている。前日の米消費者物価指数(CPI)はインフレがピークに達したとの確信には至らず、FRBの積極利上げへの期待を高める内容となった。市場では、FRBや他の中銀もインフレを引き下げようと躍起となる中で、ソフトランディングを達成できるのか懐疑的な見方が広がっている。中国経済の悪化とFRBの利上げによる米経済へのダメージから、逃避通貨としての円の価値が高まり、2カ月に及ぶ円安は一旦終わりそうだとの指摘も。ユーロ円の下落とともにユーロドルは下値を切り下げ、一時1.03台前半まで急落。市場ではパリティ(1.00ドル)との声も。ポンドドルは一時1.2165近辺まで下落し、2020年5月以来の安値水準となった。英月次GDPの失速が、今後の見通しにも影を落とした。
 
(13日)
 東京市場で、ドル円は反発。朝方につけた128.28レベルを安値に東京勢の参加とともに一気に買われて129.36レベルの高値をつけた。日経平均が米株先物・時間外取引の上昇を好感して大幅高となったことで、前日NY序盤までのの円買いの動きが一段と巻き戻されている。ただ、午後には日経平均が高止まりとなり、値動きが落ち着くと128円台後半へと上昇一服した。ユーロ円は156円台後半から一時157円台後半まで上昇、その後は157円台半ばで揉み合いに。ユーロドルは1.03台後半から1.04付近へとじり高。いずれも前日NY後半の下げ渋りの動きが続いた。

 ロンドン市場は、落ち着いた相場展開。昨日のNY市場後半からは株式市場に下げ渋りの動きがみられた。きょうも東京・アジア市場に続いて欧州株が堅調に推移。時間外取引で米株先物が買われており、市場は一安心といったムードに。米債利回りが上昇するなかで、ドル円はロンドン序盤にかけて128.50付近まで反落も、129円付近へと再び上昇している。クロス円は売買が交錯して一進一退に。ユーロ円は133円台半ばから134円台乗せでの振幅。ポンド円は157円割れでは買いが入り、一時157円台後半に上昇。足元では157円台半ばで推移している。ユーロドルは1.0420近辺まで買われたあとは、1.0370付近まで反落。ポンドドルは1.2230付近まで買われたあとは、1.2170台まで反落。足元では下げも一服。ドル指数は前日からの高水準を維持しており、ドル買い圧力は根強い。米10年債利回りは2.92%台まで一時上昇したあとは値動きが落ち着いた。

 NY市場は、米株の上昇を受けて比較的しっかりとした展開となった。前日まで6営業日連続で値を落としていたダウ平均が寄り付きから大きくプラス圏。その後も上昇を続け一時500ドルを超える上昇を見せる展開に。ハイテクなどが中心の上昇で、ナスダックはダウ平均以上に買いが強まる展開が見られた。こうした動きを受けてリスク警戒感が後退し円売り、ドル円を除くドル売りの流れに。ドル円は129円45銭前後と東京午前の高値を超えて上昇。その後株高が一服も週末を前に様子見ムードが広がったこともあり、129円台前半推移が続いた。

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