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FRBは市場が期待するほど強硬姿勢になるとは思えないとの見方=NY為替

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2022-03

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2022-03-15
市場予測
FRBは市場が期待するほど強硬姿勢になるとは思えないとの見方=NY為替
 NY時間の終盤に入ってドル円は買いが続いており、108.05円付近での推移している。米株は下げに転じているものの今度はドル買いがサポートし、ドル円は118円台を維持している。

 今週はFOMCを控えており、0.25%の利上げが確実視されている。さらに今回は、パウエル議長の会見のほかにFOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)や経済見通しも公表され注目される。それらを通じてFRBは追加利上げを示唆するとみられているが、市場の一部からは、FRBが今後、0.50%の大幅利上げの可能性を示唆するほどタカ派にはならないとの見方も出ている。一方、成長鈍化の明確な兆候がない限り、ハト派シナリオを検討することもないという。

 FOMCメンバーは今年5回の利上げを予想する一方、実質賃金の下落と可処分所得の減少により、7月以降は利上げサイクルを一旦停止する可能性もあるとも指摘している。

USD/JPY 118.06 EUR/USD 1.0964 GBP/USD 1.3020

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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