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為替相場まとめ12月18日から12月22日の週

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23

2023-12

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2023-12-23
市場予測
為替相場まとめ12月18日から12月22日の週

18日からの週は、日銀決定会合をめぐってドル円相場が激しく振幅した。前週に植田日銀総裁が「年末から来年にかけてはチャレンジングになる」と発言したことで、市場はマイナス金利解除が早まるとの思惑を強めていた。146円付近から141円台割れまで下落する動きをみせていた。週明けには買戻しが入った。19日の日銀決定会合では政策金利が据え置かれ、緩和継続が示された。また、植田総裁会見ではチャレンジングとの言葉について、仕事への意気込みを表したもので金融政策とは関係ない、と説明した。ドル円は145円手前水準まで一時上昇。しかし、日本政府がインフレ見通しを引き上げたことなどで、市場でのマイナス金利解除観測は根強く残った。週後半は年内イベント終了からクリスマス休暇ムードが広がり、再びドル安基調に回帰している。木曜日の米GDP確報値が下方改定されたことで、来年の米利下げ開始観測が再燃し、ドル売り圧力が広がった。ドル円は141円台まで再び軟化。ドル指数は水準を下げており、7月末以来のドル安水準となった。

(18日)
 東京市場で、ドル円相場は方向感に乏しい動き。朝方は142円台前半で推移したが、日経平均の下落や米債利回りの低下などを背景に、円高・ドル安が進んだ。しかし、日銀の金融政策決定会合や植田総裁の会見を控えて、積極的な取引は手控えられた。午後に入っても142円台で小幅な値動きにとどまった。ユーロドルやポンドドルは、ドル安傾向が続いた。ユーロドルは1.08台後半から1.09台前半に上昇し、ポンドドルは1.27台前半で回復した。ユーロ円は、ユーロ高に支えられて154円台後半から155円台前半に買われた。

 ロンドン市場は、円売りが優勢。明日の日銀会合をにらむ動き。日銀はマイナス金利政策の見直しを検討しているとの観測で円買いポジションが積み上がっていたが、明日の日銀会合結果発表を前に調整が入った格好。米債利回りの下げ止まりも加わり、ドル円は142円台前半から142.80付近へと買われた。ユーロ円も155円台を回復。ユーロドルは先週末の下落から反発し1.0930付近まで買われたが、ドイツIfo景況感指数の弱い結果もあり1.09ちょうど付近に伸び悩んだ。

 NY市場で、ドル円は143円台まで一時上昇した。明日の日銀会合やクリスマス週に向けた市場の調整が影響したもよう。ドル円は200日線を回復したが、下向きのトレンドは変わらず。日銀会合では政策変更はないもの予想されるが、マイナス金利解除に関する発言に市場は神経質だ。ユーロドルは買い戻しが入り、1.09台を回復。ECBは早期利下げを否定しているが、市場は来年4月の利下げを織り込んでいる。ドイツIfo景況感指数はリセッションを示唆しており、ECBの早期利下げ観測は根強い。ポンドドルは戻り売りが優勢となり、1.26台前半まで下落。英中銀は利下げ期待を否定しているが、市場は来年6月の利下げを織り込んでいる。消費者物価指数は鈍化傾向にあるものの、賃金上昇率やサービス・インフレは高水準にある。英中銀は米国や欧州よりも後の利下げ開始とみられている。

(19日)
 東京市場では、日銀金融政策決定会合が終わった後、円安が急速に進んだ。前日海外市場では、ドル円は143円台に達した。日銀会合前にポジション調整の動きが入ったもよう。朝方は円安に対する反動でドル円は142.25近辺まで下落したが、日銀会合後は143円台に再び上昇した。日銀はマイナス金利やYCCを据え置き、必要なら追加緩和を行うという従来の姿勢を維持した。これは事前予想通りだったが、海外勢は来年初めにマイナス金利を解除するための前段階として、声明の表現を変えるという期待があった。声明が変わらなかったことで円売りが強まった。クロス円も同様に買われ、ユーロ円やポンド円も大きく上昇した。ユーロドルはほとんど動かず。

 ロンドン市場では、植田日銀総裁会見を受けて円売りが強まった。海外勢を中心に早期のマイナス金利解除に向けて地ならしが見られるのではとの期待があったが、日銀の声明はこれまでの緩和姿勢を踏襲。植田総裁の会見では、マイナス金利解除の見通しは示されなかった。また、来年がチャレンジングになるという発言は、仕事への意気込みを表したもので、金融政策とは関係ないと説明した。市場はこれらの発言を受けて円安の動きを一段と強めた。ドル円は144円台に乗せたあともドル高・円安が止まらず。144.90台まで買われ145円に迫る動きを見せた。ユーロ円は155円台から158.50超え水準まで上昇した。一方、ユーロドルは1.09台での小動きにとどまった。

 NY市場では、ドル円が一時145円をうかがう展開も、その後は伸び悩んだ。日銀の政策決定会合を受けて、円安が進行。ドル円は一時145円に迫ったが、市場のFRBの利下げ期待が根強い中でドルの上値も重くなった。NY時間後半には143円台に伸び悩んでいる。ユーロドルはユーロ圏のインフレが高止まりしていることや、ECB理事の利下げ否定的な発言が下支えとなり、1.09台後半まで上昇。本日はカザークス・ラトビア中銀総裁の発言が伝わっていたが、インフレに対する勝利宣言は時期尚早としたうえで、賃金の伸びが確実に鈍化し、インフレに新たなリスクが生じないよう、ECBは政策金利を現行水準に維持する必要があるとの認識を示していた。ポンドドルは1.27台半ばまで一時買われた。英中銀はタカ派色を堅持しているものの、市場はここ数カ月、英中銀のレトリックよりも、むしろハードデータに注目してきた。明日の英消費者物価指数(CPI)は最注目となる。

(20日)
 東京市場は、ドル円が売りに押された。昨日のロンドン市場での上昇から一転、NY市場と本日の東京市場で下落した。144円台での買いに慎重姿勢が見られたことに加え、米債利回りの低下がドル売りを誘った。米10年債利回りは昨日NY市場午後に3.93%台まで上昇した流れを受けて、3.92%台で東京朝の時間外市場を迎えたが、その後は3.907%付近へと低下した。ユーロ円も同様に158円台から157円台前半へと円高に振れた。ユーロドルは1.0960台後半で小動き。英消費者物価指数を控えてポンドドルは1.27台前半で様子見ムードが強まった。

 ロンドン市場は、ドル安に対する調整がやや入っている。その動きを後押ししたのがポンド安。ロンドン早朝に発表された11月の英消費者物価指数が前年比+3.9%と約2年ぶりの低水準に鈍化、ポンドドルは1.27台前半から1.2650割れまで急落した。米債利回りが低下するなかで、ドル円は143円台後半から前半へと素直に軟化も、ユーロドルはポンドドルに連れて安値を1.0950割れ水準に広げている。ただ、ドル指数は前日の低下からの小反発にとどまっており、調整の範疇を出ない。クロス円は全般に軟調。ユーロ円は157円台後半から一時157円を割り込んだ。ポンド円は182円台後半から181円台前半まで急落した。米株先物が時間外取引で小反落。欧州株は英利下げ開始時期の前倒し観測を受けて堅調。独仏株は序盤の上げを消す動きとなっている。米10年債利回りは3.90%の節目水準を下回り、3.88%台まで低下している。

 NY市場では、値動きが落ち着いた。ドル円はNY時間に入って143円台後半まで一時買い戻された。しかし、終盤には最高値更新を続けていた米株式市場に調整の動きが強まり、円高の動きが見られた中で143円台半ばに伸び悩んだ。年内の主要イベントも概ね終了して、市場はクリスマスムードといったところだが、来年の米利下げ期待が根強くドルの上値も重い中で、ドル円の買い戻しも簡単ではないようだ。ユーロドルは緩やかな戻り売りに押され、一時1.0935付近まで値を落とす場面が見られた。下押す動きまではないが、市場のECBによる利下げ期待が根強い中で、1.10台には慎重なようだ。ポンドドルは戻り売りが優勢となり、一時1.26ドル台前半まで下落する場面が見られた。ロンドン時間に発表されていた英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで、市場の利下げ期待を一層強めたようだ。

(21日)
 東京市場では、リスク回避の円買いが優勢。日経平均の大幅安や政府インフレ見通しの引き上げなどが背景。ドル円は一時142.81近辺まで下落し、200日線を割り込んだ。その後は143.10付近への買い戻しを見せたものの、米利下げ期待が根強くドルの上値を抑えた。午後には143円前後で揉み合った。ユーロ円やポンド円も軒並み下落し、この日の安値圏で推移した。ユーロ円は156.37近辺、ポンド円は180.44近辺まで一時下落した。ユーロドルは1.0956ドルまで上昇してこの日の高値を更新したが、ECBによる利下げ開始観測が根強いことで、ユーロの上値も限定的だった。

 ロンドン市場は、方向性に欠ける取引。先週から週前半の一連の主要国中銀イベントを通過して、次第にクリスマス相場の様相を呈してきているようだ。ドル円はロンドン序盤には143.40付近まで買戻しが入ったが、再び143円台割れ水準と上値が重い。ユーロドルは1.0935近辺まで下押しされたあとは、1.0960台へと買われており、やや買いが優勢。ポンドドルも1.26台での上下動で、1.2610台から1.2660付近へと小高い動き。ユーロ対ポンドでは、前日の流れを受けてポンド売りが先行した。ただ、いずれも一方的な値動きとはならず、売買は交錯。米株先物は時間外取引で反発も、欧州株は前日米株安を受けて軟調に推移している。米10年債利回りは3.85%付近から3.88%台へと小幅の上昇。トルコ中銀は予想通り政策金利を42.5%に引き上げたが、これまでと同様にリラ買い反応は限定的だった。

 NY市場は、ドル売りが優勢。ドル円はNY時間に入って戻り売りが加速し、一時142.05付近まで下落。この日発表の第3四半期の米GDP確報値が下方修正されたことでドル売りが強まった。前日は米株式市場の急落でリスク回避の円高も見られていたが、状況に変化はない。今週は日銀決定会合を受けて円安が一旦強まり145円をうかがう展開も見せていたが、結局は届かずに失速。本日142.70付近に200日線が来ているが、その水準も再び割り込んでいる。明日以降、下値が警戒される動きではある。FOMC委員からはけん制発言が相次いでいるものの、市場は来年のFRBの利下げを計1.50%ポイント織り込んでいる。一部には来年3月利下げ開始期待も。ユーロドルは買い戻しが強まり、1.10台を回復する場面があった。ポンドは対ドルでは上昇したものの、対ユーロでは下落し、上値が重い印象。前日の英消費者物価指数(CPI)が市場の早期利下げ期待を一層強めており、ポンドの上値を重くしているようだ。 

(22日)
 東京市場では、ドル円が振幅。前日NY市場の流れを受けて朝方に141.87近辺まで一段と下落した。しかし、その後は買戻しが優勢となり、午後にかけては142.56近辺まで反発。ロンドン勢に参加を控えて142円台前半に落ち着いた。ユーロドルは1.10台では売りが優勢となり、1.0996近辺まで小安く推移。ポンドドルは1.2680-90付近での揉み合いと前日終値を離れず。ユーロ円は156円台、ポンド円は180円台を中心に、前日終値を挟んだ上下動に終始している。 午後は総じてレンジ相場となった。月曜日がクリスマスで世界的に休場となることから、積極的な取引は控えられた。

 ロンドン市場では、ドル売りが優勢。クリスマス休暇を前に、市場参加者は様子見ムードになっている。全般に為替レートの変動は限定されているが、ドルは他の主要通貨に対して軟調。ユーロドルは1.10台を割り込んだ後、買い戻しが入って1.1020台まで上昇した。これは8月10日以来のユーロ高・ドル安水準。ポンドドルも買われ、1.2680付近から1.2730台まで高値を更新した。英国の小売売上高が予想よりも増加したことが好感された一方、英国の第3四半期GDPが予想を下回ったことで、発表当初は売買が交錯。その後、米国の10年債利回りが3.91%から3.86%に低下し、ドル売り圧力に。ドル円は東京市場で142.56円まで上昇した後、ロンドン市場では下落し、一時142円を割り込んだ。ただ、前日のNY市場の終値付近に戻った形で、方向性は希薄。

 NY市場でドル円は買い戻しが優勢となり、142円台半ばに戻す展開。本日もドル円は下向きの流れが続き、一時141円台まで下げ幅を拡大。東京時間に一旦141円台に下落していたものの、海外時間に入って下げ渋る動きも見せていた。しかし、積極的に買い戻そうという雰囲気もない中で、この日発表の11月のPCEデフレータが市場の早期利下げ期待を正当化する内容となったことでドル円は再び141円台に一時下落。ただ、クリスマス休暇前というこもあり動意は薄い。積極的にポジションを傾けようという動きもなく、ドル円は142円台下げ渋っている。

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