日本時間午後5時半に1月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値、同午後6時に1月のユーロ圏PMI速報値が発表される。1月の独PMI速報値は、製造業の大方の予想が43.7、サービス業の大方の予想が49.3となっており、製造業が前月の43.3から上昇する一方、サービス業が前月の49.3から変わらないとみられ、1月のユーロ圏PMI速報値は、製造業の大方の予想が44.7、サービス業の大方の予想が49.0となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の44.4、48.8から上昇すると見込まれている。16日に1月の独ZEW景況感指数が発表されており、予想を上回っていた。1月の独PMI速報値や1月のユーロ圏PMI速報値も同様の結果になるようであれば、ユーロ圏の景気先行き懸念が後退し、ユーロが買われる可能性がある。
また、日本時間午後6時半には1月の英PMI速報値も発表される。製造業の大方の予想が46.7、サービス業の大方の予想が53.2となっており、製造業が前月の46.2から上昇する一方、サービス業が前月の53.4から低下するとみられている。
さらに、日本時間午後11時45分にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果や1月の米PMI速報値も発表される。BOC理事会で政策金利は現行の5.00%に据え置かれると見込まれ、1月の米PMI速報値は、製造業の大方の予想が47.6、サービス業の大方の予想が51.5となっており、製造業が前月の47.9から低下する一方、サービス業が前月の51.4から上昇するとみられている。
MINKABU PRESS
みんかぶ(FX)