16日午後の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。17時時点では150.23円と15時時点(150.17円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。植田日銀総裁の発言や日本株の上昇を手がかりとした買いが一服した。ただ、上昇傾向を維持する時間外の米長期金利の動きも支えに150.20円を挟んでこう着し底堅い動き。
ユーロドルは動意薄。17時時点では1.0761ドルと15時時点(1.0760ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.26%台まで上げ幅を拡大した動きが重しとなるも、下押しは1.0757ドルにとどめ1.0760ドル台で値動きは限定的。
ユーロ円は17時時点では161.67円と15時時点(161.59円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドルともに値動きが鈍いこともあり、161.60円台を中心に狭いレンジ内での上下に始終した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.83円 - 150.37円
ユーロドル:1.0757ドル - 1.0777ドル
ユーロ円:161.45円 - 161.79円
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